パートタイマーで働く方へさらなる社会保険適用拡大があと一年後に迫ってきています。
パートタイマーが社会保険に加入する条件には、一般的に30時間以上働くような方が対象になります。この範囲は、この加入ラインが、2022年10月から従業員数が101人以上の企業に広がる予定です。
当然加入するメリットとデメリットもあります。2年前のいわゆる「老後2000万円問題」では、国から自助努力の警告もありましたが「老齢リスク」で長く働くことができない現実も出てきます。その際、民間保険に加入する方法もありますが、公的保険で「生きている限りもらえる安心感」も認識する必要があると思います。

社会保険の適応拡大は、国の年金で老後生活が少しでも救われる方たちを増やすという制度改正であるということです。

パートタイマーの方の意見としては、賛成派・反対派それぞれ意見がありますが、「社会保険料負担が大きい」、「収入が減ってしまう」、「働き方を変えなければいけない」など、目先のお金のことや毎日の生活に目がいってしまいがちになり、将来の老後生活を想像できない状況はある意味当然ともいえます。
この制度が導入されることにより、企業や事業主がパートタイマーの社会保険の加入による福利厚生費の増加で、雇用契約の見直しや労働時間の短縮を求めらるるといった問題が懸念されます。

パートタイマーで働く方の中には、本当は正社員で働きたいのに、お子さんの育児や家庭の介護でどうしても短時間で働かなければならない人も多くいます。そういう方たちは、これまでと同じ福利厚生を求めていらっしゃることも事実です。

■老後に受け取れる年金額(受取額)のイメージ

※1 老齢厚生年金の受取額は、在籍中の給与に基づいて計算されます。

将来について老後の不安や社会保険制度についてご質問がある方はお気軽に弊社のファイナンシャルプランナーや公的保険アドバイザーへご相談下さい。

ファイナンシャルプランナー  石塚 安代

カテゴリー: お役立ちコラム